SAKE DISCOVERY From Ibaraki について
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SAKE DISCOVERY
From Ibaraki
について

茨城県が日本酒の名産地であることをご存知ですか?
5つの水系に恵まれ、農業王国とまで言われる農産物の収穫量を誇る茨城県ですが、35蔵を越える酒蔵がそれぞれの歴史と哲学を持って実に個性豊かな酒を造っています。“SAKE DISCOVERY From Ibaraki”は、そんな茨城の未だ知られざる魅力とその美味しさを皆さんに“Discovery=発見”して頂きたい。そんな想いで始まったプロジェクトです。

茨城の地酒の魅力

都心への通勤圏として、近年発展著しい茨城県。首都圏の印象が強い県ですが、実は日本を代表する農業王国。メロン、ピーマン、栗、れんこんなど、茨城県が日本一の収穫量(※1)を誇る野菜はいろいろ。もちろん米も多く育てられ、水稲の収穫量は関東一(全国6位)(※2)です。
5つの水系の河川に恵まれた豊かな水とおいしい米から生まれるもの。茨城県は関東屈指の日本酒の名産地なのです。35蔵を越える酒蔵それぞれが歴史と哲学を持ち、個性豊かな酒を造り出しています。
近年、海外も含む多数の受賞歴や、鑑評会で優秀な成績を収める酒蔵が増え
茨城の地酒に対する評価は日に日に高まっています。
(※1)令和2年度農林水産省作物統計調査より
(※2)令和4年度農林水産省作物統計調査より

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日本酒の命ともいわれるほど、酒造りに重要なのは「米」。
茨城にはオリジナル酒造好適米「ひたち錦」があります。県農業総合センター生物工学研究所が育成した品種を、農業研究所が「奨励品種決定試験」でその特性を把握し、最良の栽培方法を見つけだすなど、長い年月をかけて美味しい酒になる「米」の開発を続けてきました。
「ひたち錦」は本県初の酒造好適米として県の奨励品種に採用されており、粒の大きさ、麹菌が破精込みやすい心白、雑味を生じさせるタンパク質の少なさなど、酒米に向いた品質を備えています。

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酒造りにもう一つ欠かせないのは豊かな「水」。
茨城の酒造用水は、五つの水系に分類できます。
八溝山麓を源に日立市で太平洋に注ぐ久慈川水系。那須岳を源にひたちなか市と大洗町の間で太平洋に注ぐ那珂川水系。筑波山を中心として笠間・岩瀬盆地以南の筑波山水系。県南部の利根川水系。さらに、利根川の支流ながら、県西の酒造り地域を巡る鬼怒川水系の5つです。一つの県に5つの水系があることは、県内各地で個性豊かな地酒が作られていることと無縁ではないでしょう。